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ホローポ
ホローポ (Joropo) は、ワルツに似たリズムと、アフリカやヨーロッパに影響されたダンスで構成される音楽の形態で、ベネズエラからコロンビアにかけて広がるリャノ地方が発祥。特にその典型的な音楽またはムシカ・クリオージャ(クレオール音楽)で、ホローポはベネズエラを代表する伝統音楽のジャンルであるとともに、コロンビアにおいても伝統音楽のレパートリーの一部を構成している。また、ホローポは最も一般的な「民族のリズム」でもあり、ホローポの歌である有名な楽曲「アルマ・ジャネーラ (Alma Llanera) 」は、ベネズエラにおいて非公式な国歌と考えられてもいる。 == 語源 == 当初、スペイン語でホローポは「パーティ」の意味として定義されていたが、現在ではこの種類の音楽やダンスの形態を意味するようになった。これは1700年代に野外の労働者が、当時パーティやダンスの意味で使用されていた「ファンダンゴ」という言葉を使わず、このホローポという言葉を使い始めたためであるという。ファンダンゴはスペインの言葉で、一般的なフラメンコ等のダンスや歌を指す場合に使用されている。一方現在もホローポという言葉は受け入れられ、手足の動きやワルツで踊る音楽やダンスを表す際に使用されているのである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホローポ」の詳細全文を読む
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