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白衣高血圧[はくいこうけつあつ]
白衣高血圧(はくいこうけつあつ)は、病院の診察室などで普段よりも高い血圧が計測される現象をいう。白衣症候群、ホワイトコート症候群とも。 血圧は自律神経系の作用で変化し、自律神経系の作用は精神状態に左右される。そこで、家庭での計測では正常血圧であっても、診察室に入り医師や看護師を目の前にすると緊張し、血圧が上昇することがある。白衣高血圧による誤診を避けるには、本人の慣れや医療スタッフの態度、医院/病院の構造などへの配慮が必要だが、現在では家庭用の血圧計が安価で販売されているので、これを用いて家庭で常日頃血圧を測定する習慣をつけることも有用である。自律神経系の作用には日内変動があるので、できれば朝(朝食前の排尿/排便後)・夕測定するとよい。 逆の状態を仮面高血圧という。
== 参考文献 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白衣高血圧」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 White coat hypertension 」があります。
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