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ホワイトゴールド (White Gold、) とは、主に宝飾品として利用される、金を主体とする白い合金である。宝飾品の分野では、頭文字をとってWGという略号が用いられる場合がある。金属体に刻まれる表記は(18金のもので)K18WG、もしくはK18のように省略される場合がある。 == 概説 == 装飾品としての利用が多く、一般には18金ホワイトゴールド (K18WG)と14金ホワイトゴールド(K14WG)が使われる。尚、貴金属合金の混合比は重量比を千分率(‰:パーミル)で表す。 * 18金ホワイトゴールド - 金750‰、残り250‰はニッケル系(他に銅、亜鉛など)またはパラジウム系(他に銀、銅など)の合金。 * 14金ホワイトゴールド - 金585‰、残り415‰はニッケル系(他に銅、亜鉛など)またはパラジウム系(他に銀、銅など)の合金。(注:14金は585‰に相当し、JISや造幣局品位検定は、585を最低値としている。) 体積について混合比を見る場合、18金ホワイトゴールドの場合でも、金の体積は全体の5割程度である。これは、混合された金属に比べて金の密度が大きいためである。 脱色用の金属(漂白材)としてニッケルを使用するものはハードホワイトゴールド、パラジウムを使用するものはソフトホワイトゴールドと特に呼ばれることがある。前者は鮮明な白色だが硬くて加工が難しく、後者は白さは劣るが柔らかいという特徴がある。 ヨーロッパではニッケルが金属アレルギーの原因となるため、「ニッケルに関するヨーロッパ指令」によって、合金からのニッケルの溶出量が一定以下に規制されている。日本国内では特にニッケル含有貴金属についての規制はないが、ヨーロッパから輸入されるホワイトゴールドジュエリーはこのヨーロッパ指令をクリアしたもので、成分分析検査によれば、ほぼ5〜7パーセントの含有率である。。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホワイトゴールド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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