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ホワイトシャドウ : ウィキペディア日本語版
ホワイトシャドウ

ホワイトシャドウ』 (White Shadow) は、1987年4月15日にフェアリーダストより発売されたアダルトアニメ
== 概要 ==
1987年当時、『くりいむレモン』シリーズで好調期にあったフェアリーダストが、同じく好調期にあったAICとの共同制作をセールスポイントに挙げていた、『新くりいむレモン』シリーズの第2弾である。
キャラクターデザイン作画監督は、1986年の一般OVAメガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い』の原画でAICのプロデューサーに注目されていたうるし原智志が担当している。うるし原は本作がデビュー作であったが、18禁である本作ではスタッフの個人名義は伏せられており、AICもエンディングクレジットでは便宜上、「AIC2」と表記されていた。そのため、後年にうるし原がよしもときんじらと共に立ち上げた有限会社オフィス・アースワークの公式サイトで本作を自らの担当作品一覧〔★お仕事の歩み(完成度60%)★ ※2012年現在では消去されているため、インターネット・アーカイブの2004年9月4日分より。〕に掲載するまでは、これらの詳細は不明なままであった。
本編については、シナリオにホラー映画の要素が含まれており、アダルトアニメの華であるセックスシーンには吸血鬼系作品からの影響が見られる。なお、画集『SATOSHI URUSHIHARA CELL WORKS』でのインタビューによれば、うるし原はシナリオの内容に満足できず、プロデューサーへ変更を申し入れたが、すでに演出などまで決定済みだったため、次回作の一般OVA『極黒の翼バルキサス』を好きに作らせてもらうことを条件に仕方なく引き受けたとの旨を、本作の名前を伏せながら明かしている〔『SATOSHI URUSHIHARA CELL WORKS』122-123頁。〕。
北米版正規DVDも存在するが、日本国内では入手不可。
1996年3月29日には、スピンオフ作品としてPC-9801アダルトゲーム『赤い水晶の瞳』が発売された〔赤い水晶の瞳(PC98版) - 駿河屋〕(1997年9月12日には、Windows 95用も発売された〔赤い水晶の瞳(Win95版) - コムショップ〕)。キーアイテムの赤く輝くペンダントが登場するほか、舞台設定に本作との共通点が存在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホワイトシャドウ」の詳細全文を読む



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