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ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス : ウィキペディア日本語版
ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス

ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス (While My Guitar Gently Weeps) は、1968年に発表された2枚組アルバム『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』) に収録されているビートルズの楽曲。作詞作曲はジョージ・ハリスン
== 解説 ==
サムシング」や「ヒア・カムズ・ザ・サン」と並んでジョージの代表曲で、ライブのレパートリーに必ずこの曲を加えていた。
ローリング・ストーン(Rolling Stone)』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」、さらに「グレイテスト・ビートルズ・ソングス100」に於いて、それぞれ136位〔〕と7位〔〕、10位〔〕にランクイン。
ギターソロは、ジョージの親友であるエリック・クラプトンが演奏している。一説に、ジョージがこの曲の特徴であるギターの「泣き」を表現しようとしたが上手く出来ず、クラプトンに依頼した。また、この頃のグループの雰囲気の悪さを少しでも緩和するための配慮でもあった(実際、クラプトンがスタジオに姿を現すと「それまで不機嫌だったジョンとポールが急によそいきの態度に変わったんだ」とジョージ自身が語っている〔「ビートルズ・アンソロジー」でのインタビュー〕。ここでの経験が、翌年の「ゲット・バック・セッション」でのビリー・プレストン起用に繋がっていった)。当初クラプトンは、「ビートルズの曲で演奏するなんて恐れ多くて……」と尻込みしており、相当なプレッシャーがかかっていた。これに対しジョージは、「これはビートルズの曲ではなくて、僕の曲だ。僕の曲の演奏を、僕がやってくれと頼んでいるんだから、気にしないでいいんだ」と説得した。
クラプトンは、ジョージに譲渡したギブソン・レスポール(ルーシー)を使って演奏した。このギターは後に盗難の被害に遭うが、のちに発見され、ジョージが所有者(盗んだ者とは別人)に新品レスポールとの交換を持ちかけ、所有者はそれに同意した。
この曲は、日本初のアップル・レコードからのシングル〔1969年に「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」のB面としてリリース。〕として発売されている。ちなみに日本でシングル発売された時のタイトルは「マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」と、何故か「ホワイル」が抜け落ちていた。
現在、この曲以降のジョージ作のビートルズ・ナンバーはジョージの個人楽曲出版社ハリソングス・コープスが保有しているが、この曲と同アルバムに収録されている「ピッギーズ」「ロング・ロング・ロング」「サボイ・トラッフル」の4曲は最初アップル・パブリッシング〔ビートルズが設立したアップル・コアの傘下企業でジョン・レノンポール・マッカートニー以外の作品の版権を管理する会社。現在は解散している。〕が保有していた。
この作品で、ジョン・レノンはエレキギター、ジョージはアコースティック・ギター、ポールはピアノを演奏している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」の詳細全文を読む



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