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ホンカスザメ : ウィキペディア日本語版
ホンカスザメ

ホンカスザメ () はカスザメ属に属するサメの一種。北東大西洋の広範囲に分布していた。150mより浅い沿岸の砂泥底に生息する。形態は他のカスザメ類に準じ、エイに似た扁平な体を持つ。形態的特徴としては、体が幅広く太い、が円錐状である、大型個体で背面の棘が消失する、頭部側面の皮褶が三角形である、眼が噴水孔より小さい、などがあり、これらの点で近縁種のトゲナシカスザメトゲカスザメと区別できる。体色は灰から茶褐色で、 多数の細かい黒斑が散らばる。
他のカスザメ類と同様に夜行性待ち伏せ型捕食者で、主に魚類を食べる。刺激されると人にも攻撃することがある。無胎盤性の胎生で、数年おきに7–25匹の仔魚を産む。古代ギリシャから長く利用されてきたが、ヨーロッパでは20世紀以降の商業漁業の影響でほとんど見られなくなっており、IUCN保全状況絶滅寸前としている。
== 分類 ==
1758年、カール・フォン・リンネによって、『自然の体系』第10版において ''Squalus squatina'' の名で記載されたが、タイプ標本は指定されなかった。種小名 ''squatina'' はカスザメ類のラテン語名である。これはガンギエイ(skate)から派生したもので、1806年にはフランスの動物学者André Dumérilによって、カスザメ属の属名としてもこの名が用いられた。2010年のmtDNAを用いた分子系統解析では、本種はトゲカスザメ と最も近縁で、この2種はアジアとヨーロッパに分布するカスザメ類の中で基底的な位置を占めることが示された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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