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ホンダ・A型エンジン[ほんだえいかたえんじん]
A型エンジン(Aがたエンジン)は、本田技研工業で製造されていた中型車種用の直列4気筒ガソリンエンジンである。 == 機構 == 従来のES型及びEY型の後継エンジンで、基本構造も継承された直列4気筒 SOHC 12バルブ クロスフロー エンジンである。回転方向も従来と同じ時計回り〔出力取出軸端より見た時の回転方向。JIS B 8001 による。〕である。 吸・排気バルブは吸気2個 排気1個で、タイミングベルトで駆動されるカムシャフトにより、ロッカーアームを介し開閉される。点火プラグが排気バルブの隣に取付けられている。シリンダーブロックは、ホンダ製4輪用エンジンとしては最後の鋳鉄製〔同時に発売されたB型エンジンや後継のF型エンジンはアルミ製〕である。 燃料供給装置には、キャブレター(ダウンドラフト,固定ベンチュリ)仕様とPGM-FI仕様とが存在する。キャブレターには空燃比をより精密に制御するための2次エアが導入されている。PGM-FI仕様はインテークマニホールドの各気筒のポートにインジェクターが取付けられたマルチポイント式で、インテークマニホールドに可変吸気装置が装備されているものもある。ES型に続きCVCCが採用されておらず、排気ガス浄化のために三元触媒に加え排気2次エアー供給システムが装備されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・A型エンジン」の詳細全文を読む
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