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F型エンジン(Fがたエンジン)は、本田技研工業で製造されていた中型車種及びS2000用の直列4気筒ガソリンエンジンである。 == 機構 == === SOHC/DOHC 4Valve === *F18A,F20A,F20B,F22A,F22B 従来のA型及びB型の後継エンジンにあたる、直列4気筒 16バルブ クロスフロー エンジンである。回転方向も従来と同じ時計回り〔出力取出軸端より見た時の回転方向。JIS B 8001 による。〕である。 動弁系機構にはSOHC仕様とDOHC仕様とがあり、吸・排気バルブはそれぞれ2個ずつで、タイミングベルトで駆動されるカムシャフトにより、ロッカーアームを介し開閉される。点火プラグが燃焼室の天井中央部に取付けられており、SOHC仕様はカムシャフトを避けるために上側を吸気バルブ側に傾けている。シリンダーブロックは、4連シリンダーボアのアルミダイカスト製で、クランクシャフトの支持剛性を上げるためにディープ・スカート形状になっている。2次のエンジンの振動を低減させるためのバランサーが装着された。 燃料供給装置には、キャブレター(ダウンドラフト,固定ベンチュリ)仕様とPGM-FI(マルチポイント-インテークマニホールド噴射)仕様とが存在する。キャブレターには空燃比をより精密に制御するための2次エアが導入されている。PGM-FI仕様のインテークマニホールドに可変吸気装置が装備されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・F型エンジン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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