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ホンダ・VTR1000F : ウィキペディア日本語版
ホンダ・VTR1000F[ぶいてぃーあーるせんえふ]

VTR1000F(ブイティーアールせんエフ)は、本田技研工業1997年より2007年まで生産・販売していた、996ccのVツインエンジンを搭載したオートバイ。日本での名称はFIRE STORM(ファイアーストーム)。1997年から2003年まで日本でも販売が行われたが、それ以降は輸出専用車となり、2007年に生産が終了した。
== 概要 ==
ホンダ初の大型Vツインエンジンを搭載したスポーツバイクであり、モーターサイクルの多様化する楽しみ方に対し「絶対的な速さや性能を追求する設計理念でなく、ツインエンジンらしい低回転域での鼓動感や高回転域でのパンチの効いた加速感でオートバイの楽しみを演出する」というコンセプトの下に開発された。これらのコンセプトは1986年のドイツ、ホンダヨーロッパ研究所にまでさかのぼる〔VTR1000Fを造り上げた開発者たちへのインタビュー、PP. 20-21〕。同所ではVT1100のエンジンを搭載したプロトタイプなどを用いてその可能性を検討していたが、ドゥカティモト・グッツィなどのツインエンジンを搭載するオートバイが多数存在した欧州に比べ、当時の日本ではツインスポーツバイクは一般的とは言えず、この計画は一度凍結されることとなった。その後、このプロジェクトは1994年にアメリカで再考され、ブロスのエンジンとフレームを利用した試作車などが日本へ持ち込まれるなど、新たなジャンルのオートバイを作るという根強い熱意が功を奏し、ドイツ、アメリカ、日本の三国によるコンペティション形式で開発はスタートした〔車体デザインに見る開発の歩み、PP. 22-24〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホンダ・VTR1000F」の詳細全文を読む



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