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ホンダ・XL230(エックスエル230)は、本田技研工業が製造販売していた自動二輪車である。 == 概要 == XL230は2002年4月10日に発売された〔。ビンテージオフロードの雰囲気をもたせた車体に、扱いやすく街乗りからトレッキングまで気軽に楽しめるスポーツバイクをコンセプトとするモデルである〔。搭載される「MD」形式の空冷4ストロークSOHC単気筒223ccエンジンは、同年2月に先行して発売されたFTR (FTR223) と同型を採用し、キャブレターはFTRが装備するCV型(負圧型)からVM型(ピストンバルブ型)へと変更された。 外観は1970年代のオフロードバイクを模したものとなっている一方、より現代的な技術を投入して本格的なトレッキングを行うオフロード車両として設計されている訳ではない。デュアルパーパスではなくロードモデルに分類され、実際に車台番号はオンロードスポーツと同じ「MC」系列にて管理されている。 新設計ではなく、海外輸出用の農業バイクCT200をベースに〔Honda Australia - AGRICULTURAL - CT200 (2001年1月14日時点のアーカイブ)〕、前後の大型キャリアを取り外してFTR223のエンジンを積み替えたモデルである。外観それ自体は、往年のXLシリーズに酷似しており、年配のライダーの郷愁を誘う。 発売前から、その外観とレトロな性能に「ビンテージオフロードが新車で買える」「完成されたデザイン」といった肯定的意見と、フロントドラムブレーキの是非や動力性能、細部の作りこみの粗雑さに対する否定的意見との、賛否両論が交錯していた。結局は販売が振るわず、発売から3年ほどでの販売中止となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・XL230」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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