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ホンダ・ブリオ : ウィキペディア日本語版
ホンダ・ブリオ

ブリオ(Brio)は、本田技研工業がアジア新興国向けに生産・販売している、5ドアハッチバック型の小型乗用車である。
== 概要 ==
タイおよびインド向けとして開発され、その後周辺地域やブラジルへの輸出も検討されている。2011年5月にタイで、同年9月にインドで発売開始された。使用される鋼材を含め80%以上の現地調達部品を使用し、現地生産で供給される〔 タイランドインターナショナルモーターエキスポ記者会見 - Honda公式サイト 2010年11月30日〕。
市販に先立ち、2010年11月にプロトモデルがタイ・バンコクで公開された〔 アジア市場向け新型小型車「BRIO」のプロトタイプをタイランドインターナショナルモーターエキスポ2010で世界初公開 - Honda公式サイト 2010年11月30日〕。
2011年3月17日、ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドにおいて、5月下旬より販売されることが発表された。〔タイで新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表 - Honda公式サイト 2011年3月17日〕 発表と同時に受注を開始したが、東日本大震災の影響で日本で製造される電子部品の納入が遅れるなどしたことから4月中旬に受注を中断、その後部品調達に目途が立ったことから6月13日に受注を再開した〔ホンダ「ブリオ」予約再開:日本からの部品供給、通常に回復[車両] - NNA、2011年6月15日〕。
車体は2代目フィットをベースにしているが、サイズは一回り小さく、タイ仕様車にはL12B型1.2L i-VTECエンジンが搭載され、タイ政府が定めるエコカー認定基準の20Km/L以上(ECE R101モード)の燃費性能や、Euro4の排出ガス規制値に対応した環境性能を実現した。
また、運転席と助手席のエアバッグを標準装備としながら、価格を39万9,900バーツ(約108万円)からの設定となっており、販売台数は1年間で4万台を計画している。
2012年8月にはインドネシアでも1.3L車が販売開始。タイからの完成車輸入となる〔。
2011年9月27日にはインドでも販売が開始された。価格は39万5,000ルピー(約71万円)からの設定となっている〔インドで小型車「BRIO(ブリオ)」を発表 - Honda公式サイト 2011年9月27日〕。
2012年11月23日に、タイ市場にて4ドアセダン版の「ブリオ アメイズ」を発売した。メカニズムはハッチバックと同じだが、セダン化に伴ってリヤオーバーハングが延長されている。価格は45万4,000バーツ(約122万円)から〔タイで新型セダン「BRIO AMAZE(ブリオ アメイズ)」を発売 - Honda公式サイト 2012年11月26日〕。
2013年9月11日、インドネシアで1.2Lエンジンを搭載した「ブリオ・サティヤ」が発表。同時に従来の1.3L車はブリオ・スポーツに改称した。ブリオ・サティヤはインドネシア政府によるLCGC (Low Cost Green Car) 政策の適用車であり、生産は国内で行われ、現地調達率も85%に達している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホンダ・ブリオ」の詳細全文を読む



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