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ホンダ・ブロード（HONDA・BROAD）は、本田技研工業が製造・販売していたスクーターである。 == 概要 == 前年に発売されたキャビーナの屋根を廃した姉妹車として1995年1月30日に発売された。 排気量は49cc・89ccの2種類とし、搭載された2ストロークエンジンはキャビーナ同様にリード用のAF20E型・HF05E型である。 キャビーナとの相違は屋根の有無で、大容量メットイン・フロント12インチホイールなどは基本的に共通するほか、ノーマルでも大きめのウインドスクリーン（風防）を装備する。車体色はキャビーナと共通の紺色と黒色が設定された。 250cc級スクーター以上の充実した装備と標準的な50cc級スクーターより良い使い勝手が共存する実用的な設計である反面、製造コストの上昇が必然的に伴い当初の実売価格は約20万円と標準的な50cc級スクーターの2倍近い高額であり、排気量の割に大きく重い車体は鈍重で扱いにくい印象を与え、本来の主要購買層である若年層の男性には不評であった。 1999年から排ガス規制が強化され、同一エンジンを使用していたリードは触媒採用の新エンジンに換装のうえフルモデルチェンジが実施されたが、本車は生産台数が僅少で、販売実績の回復の見込みも立たなかったことから、同年7月に製造終了となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ホンダ・ブロード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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