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レジェンド(Legend)は、本田技研工業が生産、販売する大型最高級乗用車である。 == 概要 == 1985年(昭和60年)に、ホンダ初のV型6気筒エンジンを搭載し、3ナンバー仕様車も用意されたフラグシップカーとして登場。バブル期の1990年にNSXが発売されてからは、ホンダのフラッグシップカーの座を一旦NSXに譲ったが、2005年のNSXの生産終了以降、再びホンダのフラッグシップカーの座に返り咲いた。2006年3月の販売チャネル統合以前まで、取扱販売店はクリオ店の専売だった。ターゲットは裕福な中高年層で、トヨタ・クラウンや日産・セドリック/グロリアや輸入中型セダンに対抗する車種として開発され、駆動方式が異なるものの同クラスに位置付けられていた。 北米市場では新たに上級ブランドとして新設された「アキュラ」チャネルの最高級乗用車として、2代目までは「レジェンド」、3代目・4代目は「RL」、5代目以降は「RLX」の名称で販売されている。また、4代目からはロシアや中国などでも販売を開始したが、韓国市場においてはホンダブランドの知名度を優先したため、日本と同じ「レジェンド」の名称を使用している。 ボディはセダンを中心に、初代にはハードトップクーペ、2代目にはクーペといった2ドアクーペもラインアップされていた。 レジェンドは最盛期の1991年(平成3年)には約1万9,000台を販売し、日産自動車のシーマなどと高級車市場での人気を競いあった〔。初代からの累計販売台数は10万台強に達したものの2011年(平成23年)には年間販売台数が360台に留まり、それまでレジェンドを生産していた埼玉製作所狭山工場(埼玉県狭山市)は、2012年(平成24年)6月にレジェンドの生産を終了した〔高級2車種生産を中止・ホンダ、小型車に注力 『日本経済新聞』 平成24年6月16日1面〕。しかし、2014年11月10日にハイブリッド専用車として再び発売することを発表、2015年2月20日より発売された〔「レジェンド」をフルモデルチェンジし発売 ~3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載~ - 本田技研工業 2014年11月10日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホンダ・レジェンド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Honda Legend 」があります。 スポンサード リンク
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