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ホンドオコジョ : ウィキペディア日本語版
ホンドオコジョ


ホンドオコジョ(''Mustela erminea nippon'')は、イタチ科イタチ亜科イタチ属オコジョ種亜種で、本州東北地方中部地方などに生息するオコジョである。
本種は「ヤマイタチ」、「クダギツネ」とも呼称される。志賀高原では「山の妖精」と呼ばれて親しまれており、本種をモチーフにしたマスコット『おこみん』によるPRが行われている。本種とエゾオコジョとの主な相違点は躯体の大きさで、本種の方が小さい〔「ホンドオコジョ」『動物小辞典』(ヤマハ発動機)より。〕。
== 分布 ==
本州東北地方中部地方などの山岳地帯。関東地方日光市では標高1,200m以上の山岳地帯に生息する〔『日本の哺乳類 改訂2版』(p85)より。〕。本種の生息地域に野生化したミンクが生息している地域では、ミンクとの生存競争で劣勢に立たされており、その地域では本種の個体数が減少している〔「ホンドオコジョ」(中部森林博物館)より。〕。本種は準絶滅危惧種(NT)に指定されている〔。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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