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コウヤマキ(高野槙、高野槇、学名:''Sciadopitys verticillata'')は、マツ目コウヤマキ科の日本および韓国済州島の固有種。常緑針葉樹で高木となる。別名ホンマキ。コウヤマキ科は1属1種であり、コウヤマキのみを含む。 == 概要 == かつては世界中に広く分布していたが、新第三紀では北アメリカで、更新世にはヨーロッパでも滅びて、日本と韓国済州島にだけ残存している。 庭園に植栽し、材木としても利用される。世界三大造園木の1つで、木曽五木の1つ。古代には、棺材として最上級とされた。弥生時代や古墳時代には木棺〔古墳時代ではコウヤマキの巨木の幹が割竹形木棺に使用され、長さ8.5 mにもおよぶ木棺がつくられている(大阪府和泉黄金塚遺跡)。〕として用いられている。 水に強くて朽ちにくいことから、現在でも湯船材や橋梁材として重宝されている。和名は、高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来する。また、高野山では霊木とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コウヤマキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sciadopitys 」があります。 スポンサード リンク
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