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許 丁茂(ホ・ジョンム、、 1955年1月13日 - )は韓国のサッカー選手・指導者。元韓国代表監督。大韓サッカー協会副会長も歴任している。 == 経歴 == 延世大学校を卒業後の1979年、実業団の韓国電力に入団。徴兵期間終了後の1980年にオランダのPSVアイントホーフェンに移籍し、1983年まで4年間プレー。同時期に西ドイツでプレーしていた車範根とはよく比較されていた。その後家庭の事情で帰国することとなり、現代ホランイに移籍、1986年に引退。その前年の1985年、FIFAワールドカップアジア東地区最終予選の対日本戦で挙げた決勝ゴールは有名。翌年の本大会でもグループリーグ・対イタリア戦で得点を挙げている。 愛称の「珍島犬(チンドケ)」は許の出身地・珍島が由来となっている韓国原産の犬で、許のプレーぶりがまるで犬のようにしつこいことから命名された。ワールドカップの対アルゼンチン戦ではディエゴ・マラドーナとのマッチアップに臨み、激しく当たっていった。この事についてマラドーナは後に「彼はテコンドーで挑んできた。」とコメントした。 引退後は1993年から2年間は浦項アトムス、1995年から3年間は全南ドラゴンズの監督を歴任した後1998年に車範根の後任として韓国代表監督に就任。自国と日本との共催となる2002 FIFAワールドカップに向けてチームの強化を求められたが、思ったような結果を残せず、2000年に辞任。その後は韓国協会所属テクニカルアドバイザーなどを務め、2005年から3年間再び全南監督を歴任した後、2007年に2度目の韓国代表監督となった。 2009年に行なわれた2010 FIFAワールドカップアジア最終予選ではA組1位通過を果たし、アジアサッカー連盟から最優秀監督賞として表彰を受けた。翌年、ワールドカップグループリーグの初戦でギリシャを下し、史上初の「韓国人監督によるワールドカップ勝利監督」となった。この大会では2002年以来の決勝トーナメント進出、1回戦でウルグアイに破れてベスト16で終えた。 大会終了後に許は代表監督を辞任し、8月から仁川ユナイテッドFCの監督となったが、2012年4月に成績不振を理由に辞任。 2013年3月に韓国協会副会長に就任したが、2014 FIFAワールドカップの成績不振を理由に2014年7月に辞任している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「許丁茂」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Huh Jung-moo 」があります。 スポンサード リンク
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