翻訳と辞書
Words near each other
・ ホーマー・ベイリー
・ ホーマー・ホイト
・ ホーマー・リッツェンバーグ
・ ホーマー・レイン
・ ホーマー賞
・ ホーマー郡区 (アイオワ州ブキャナン郡)
・ ホーミング
・ ホーミングレーザー
・ ホーミング魚雷
・ ホーミ・J・バーバー
ホーミー
・ ホーム
・ ホーム (GOING UNDER GROUNDのアルバム)
・ ホーム (aikoの曲)
・ ホーム (ザ・コアーズのアルバム)
・ ホーム (ディクシー・チックスのアルバム)
・ ホーム (デラニー&ボニーのアルバム)
・ ホーム&アウェイ
・ ホーム&アウェイ (テレビドラマ)
・ ホーム&アウェイ方式


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ホーミー : ウィキペディア日本語版
ホーミー

ホーミーモンゴル語: ()、、フーミーとも)は、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族(モンゴル国西部と中国新疆ウイグル自治区北部に居住)に伝わるものの呼称。一般に、緊張した喉から発せられる笛のようなのことを指す。語源はモンゴル語で「咽頭、動物の腹部の毛皮」をあらわす。
いくつかのスタイルに分けられるが、人によって分類が異なり、統一見解はまだない。
== 歴史 ==
喉歌の確実な記述は、Pallasによる18世紀中旬のものがおそらく最古である。アルタイ山脈周辺の地域では、浪花節のような喉を詰めた声で歌う叙事詩や賛歌が発達しており、喉歌はその叙事詩を装飾する目的で発達してきたと考えられる。モンゴルのホーミーも、もともとこのようなアルタイ山脈周辺地域(モンゴル国西部から新疆ウイグル自治区)の伝統芸能であった。
この喉歌をもとに1950年代以降、モンゴル人民共和国の共産党による音楽政策の中で発達してきた新しいタイプのホーミーは、むしろメロディー楽器としての使用が主体となってきた。これが「驚異の唱法」として近年広く海外に知られることとなった。
社会現象としては、馬頭琴とともに モンゴル人のアイデンティティーのひとつのよりどころとしての役割をになっているようで、もともとホーミーがなかったと考えられる西部以外のモンゴル国内や、ロシア連邦・ブリヤート共和国中国内モンゴル自治区のモンゴル諸族にも、モンゴル国から急速に広まってきている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ホーミー」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.