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おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ
おはようとちぎ・ホームタウンとちぎは、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が新宿駅 - 黒磯駅間を山手線・東北本線(宇都宮線)経由で運行していた特別急行列車である。 本項では、「おはようとちぎ」・「ホームタウンとちぎ」のほか、かつて東北本線の上野駅・新宿駅 - 黒磯駅間(宇都宮線区間)で運行された優等列車の歴史についても概説する。 == 廃止時の運行概要 == 朝に運行された列車は上り「おはようとちぎ」、夕方に運行された列車は下り「ホームタウンとちぎ」であり、通勤ライナーに近い朝上り・夕方下りの運転体制を取っていた。2008年3月15日のダイヤ改定で新宿発古河行きの「ホームライナー古河5号」が廃止されたのに伴い、この列車の帰り便として設定されていた宇都宮発新宿行き特急「おはようとちぎ2号」が廃止された。「ホームライナー古河5号」および特急「おはようとちぎ2号」の廃止によって空いた車両の運用枠は、別路線の通勤ライナーに充当された。なお、この廃止は利用客数の低迷によるものではなく、他路線の通勤混雑の緩和を目的とするものであった。廃止当時、両列車とも利用率は好調であった。さらに、2010年(平成22年)12月4日のダイヤ改正で、「おはようとちぎ」・「ホームタウンとちぎ」は廃止となった〔2010年12月ダイヤ改正について(2010年9月24日発表のプレスリリース) 〕。廃止理由は利用者減とされているが、高崎線特急「あかぎ」に比較し運行本数が1往復に限定されていた特急「おはようとちぎ」「ホームタウンとちぎ」の利用状況は順調であり、土曜休日の「おはようとちぎ」を中心に立ち客が出るほど混雑していた。宇都宮線内の駅で始発、終点となる最後の特急列車だった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ」の詳細全文を読む
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