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ホームドラマとは、家族や家庭内の出来事をテーマとしたテレビドラマ。和製英語。ヨーロッパやアメリカではシチュエーション・コメディ(シットコム)が相当する。 派手なアクションや濡れ場のシーンはほとんどなく、一般的には、家族でも見られる、穏健な(当たり障りのない)内容の作品が多い。 基本的にはドラマを指すが、佐藤忠男は『日本映画思想史』(三一書房1970年)で田坂具隆監督の『雪割草』〔いわゆる「母もの」。あらすじは突然、冴子(三條美紀)の許へ子どもが家を訪ねてきて手紙によれば夫の子だという。戦争中に夫に過ちがあったらしい。夫の不在中に仲良くなるが、帰ってくるとやっぱり許せない気持になる。二人の不和を見て幼い子どもが心を痛め、一人家を抜け出したと知ったとき冴子は初め自分の頑なさを悟り、夫と共に子どもを探しに駆け出す。〕(1951年)が「ホームドラマという和製英語が生まれた最初の映画だ」と書いている。公開時に大映映画部が「ホームドラマ」という言葉を初めて使った。 == 主なホームドラマ == * 七人の孫 (1964年1月~7月、1965年6月~1966年2月) * あひるの学校 (1968年) * 肝っ玉かあさん (1968年~1972年) * 時間ですよ (1970年、1971年、1973年) * ありがとう (1970年~1975年) * まんまる四角 (1973年) * 銀座わが町 (1973年) * 寺内貫太郎一家 (1974年) * 七色とんがらし (1976年) * ムー (1977年) * 岸辺のアルバム (1977年) * 十字路 (1978年) * ムー一族 (1978年 - 1979年) * 玉ねぎむいたら… (1981年) * 親子ゲーム (1986年) * 深夜にようこそ (1986年) * 渡る世間は鬼ばかり (1990年 - 2011年) * ひとつ屋根の下 (1993年、1997年) * ダブル・キッチン (1993年) * セカンド・チャンス (1995年) * キッズ・ウォー (1999年 - 2003年) * てるてる家族 (2003年) * ホームドラマ! (2004年) * アットホーム・ダッド (2004年) * 鬼嫁日記 (2005年) * ブラザー☆ビート (2005年) * 熟年離婚 (2005年) * 受験の神様 (2007年) * わが家の歴史 (2010年) * マルモのおきて (2011年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホームドラマ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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