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ボアソナード・タワー(英名:''Boissonade Tower'')は東京都千代田区富士見2丁目にある超高層ビルであり、法政大学市ヶ谷キャンパスの校舎である。 == 概要 == 法政大学創立120周年記念事業の一環として、2000年に53年館と第Ⅱ58年館の跡地に建設された建築物である。千代田区富士見一帯の中で随一の高さを誇る建築物であり、法政大学市ヶ谷キャンパスのシンボルとして、学生の間では「ボアソ」と称され親しまれている〔キャンパス内の教室案内では頭文字を取って「BT」と表記される時もある。〕。最寄駅であるJR市ヶ谷駅・飯田橋駅ホームからちょうど等距離に位置し、それぞれの駅から高くそびえ立つ姿を見ることができる。 建物のカラーはグレーとホワイトを基調とした落ち着いたデザインで、市ヶ谷駅方は前面に突出した形状にタワー上部側面へ「法政大學」と掲げられており、一方飯田橋駅方は最上部より下が窪んだ外観に、タワー上部側面へローマ字の「HOSEI」をデザインしたシンボルマークが掲げられている。隣接する55年館にやや食い込む形で建設されているため、25階以下は55年館の端を取り囲む複雑なフロア形状になっている。また建物内には法政大学のスクールカラーである「オレンジ」と「ブルー」が多く用いられている。 国内学校法人所有の建築物としてはモード学園コクーンタワー・工学院大学新宿キャンパス高層棟に次いで3番目、国内大学の建築物としては2番目の高さを誇る。一般人の見学は自由だが、守衛所や警備員に一声かけてから立ち入ることが望ましい。 付近一帯にはボアソナード・タワーのような高層ビルが存在しないため、最上階からの展望は素晴らしいものがある。新宿・丸の内・汐留の超高層ビル群や、天候が良ければ横浜ランドマークタワー・富士山・房総半島の山々・筑波山を望むこともできる。現在富士見地内で町名の由来となった富士山を見られるのはここくらいである。 26階スカイホールの大黒幕を開くと大きなガラス張りのウィンドウが表れ、目の前に「東京スカイツリー」が見える。周りに景色を遮るような大きなビルがないため景色が良く見えるのも大きな特色である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボアソナード・タワー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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