|
ボビー・ヴァンツァー(Bobby Wanzer, 1921年6月4日 - )はアメリカ合衆国の元バスケットボール選手。出身地はニューヨーク州ブルックリン、出身大学はシートン・ホール大学。1948年の入団以来ロチェスター・ロイヤルズ一筋でプレイし、1951年の優勝に貢献した。 ボビー・ヴァンツァーことロバート・フランシス・ヴァンツァーは正確なシュート精度を誇り、1951-52シーズンにはフリースロー成功率90.4%を記録しリーグトップとなると共に、同成功率90%を超えた初の選手となった。しかし彼の最大の持ち味はそのオールラウンドな働きにあり、パス、ドリブル、シュート、ディフェンスと彼に出来ないことは無く、特に粘り強いディフェンスやチームに対する献身的なプレイは高く評価された。1950年代に入ると全盛期を迎え、1951-52シーズンにはキャリアハイとなる15.7得点5.0リバウンド4.0アシストを記録し、初のオールスターとオールNBA2ndチームに選出されている。ヴァンツァーと彼の大学の先輩にあたるボブ・デイヴィス、控えのレッド・ホルツマンのバックコート陣はロイヤルズにとって大きな戦力となり、1951年の優勝に繋がった。 BAA/NBA通算成績は9シーズン568試合の出場で6,924得点1,979リバウンド1,830アシスト、平均12.2得点4.5リバウンド3.2アシストだった(リバウンドは1950-51シーズンからの計測)。 ヴァンツァーは選手時代だった1955-56から2年間、選手兼ヘッドコーチとしてロイヤルズを指揮した。引退後はコーチに専念したが、エースのモーリス・ストークスを中心に当時成績が落ち込んでいたチームの再建に努めたが、ストークスが不慮の事故で引退を余儀なくされ、1958-59シーズンは開幕から大きく負け越してしまい、ヴァンツァーはシーズン中にコーチから解任された。コーチキャリアの通算成績は234試合98勝136敗、勝率.419だった。 ;受賞歴 *NBAファイナル優勝:1951年 *NBAオールスターゲーム出場:1952年-1956年 *オールNBA2ndチーム:1952年-1954年 *殿堂入り == 外部リンク == *選手成績 *コーチ成績 *バスケットボール殿堂 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボビー・ヴァンツァー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bobby Wanzer 」があります。 スポンサード リンク
|