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ボブ・ミンツァー(Bob Mintzer, 1953年1月27日 - )は、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動しているジャズ・フュージョンのサクソフォーン奏者、作曲家、編曲家。フュージョングループであるイエロージャケッツのメンバーとして、また自身の率いるビッグバンドのリーダー兼コンポーザーとして知られている。 == 略歴 == バディ・リッチ楽団やジャコ・パストリアスオーケストラのアレンジャーなどを経て、1980年代初頭より自身のビッグバンドを率いて活動を続けている。その楽曲は伝統的なスウィング・ジャズにファンクとラテン音楽の要素を加味したものであり、ユニゾンの多用や、独特のコード進行など、高度なアレンジがもたらす独特のハーモニーが聴く者を驚かせている。 ビッグバンドのコンポーザー・アレンジャーとしてバディ・リッチ楽団のほかにもサド・ジョーンズやアート・ブレイキーなどに楽曲を提供したほか、自身も参加したGRPオールスタービッグバンドでもアレンジを担当している。また、1980年代前半にはジャコ・パストリアスのツアーにもワード・オブ・マウス・ビッグ・バンドの主要メンバーとして参加している。 彼の楽曲には今やカウント・ベイシー楽団と並び称されるほどのビッグバンドのスタンダードナンバーとなったものも多く、世界各地のアマチュア・ビッグバンドに取り上げられている。また、サックス・アンサンブルの曲や教則本も数多く執筆しており、これも世界中のミュージシャンに取り上げられている。 イエロージャケッツには1991年の ''"Greenhouse"'' から参加。ビッグバンドではテナー・サックスまたはバス・クラリネットを演奏することが多いが、イエロージャケッツではウインドシンセサイザーを演奏することも多い。 2001年には ''"Homage to Count Basie"'' でグラミー賞の最優秀ジャズアンサンブル賞を受賞している。 2010年4月に3年ぶりとなる新作リーダーアルバム「CANYON COVE / キャニオン・コーヴ」を発表。(プロデュース中村照夫) ドラムスに盟友ピーター・アースキン、オルガンにラリー・ゴールディングスを迎えたシンプルなトリオ編成で、あたたかく自由で豊かな音楽性に満ちた傑作アルバムと評価されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボブ・ミンツァー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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