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ボリス・ロージング ボリス・ロージング(英: ''Boris Lvovich Rosing''、、1869年 - 1933年)は、ロシアの科学者であり、テレビ黎明期の発明家として知られている。1907年、受信側にブラウン管を使ったテレビシステムを着想した。ロージングはそのアイデアを具体化し、1907年11月26日にドイツで特許を申請し、さらに改良したシステムについて1911年3月2日に特許申請した。その後、彼はデモンストレーションを公開し、その様子がサイエンティフィック・アメリカン誌に図解入りで紹介された。 ロージングの発明は、ポール・ニプコーの設計を発展させたレンズと鏡を回転させる機械式の撮像機と、初期のブラウン管(ドイツのフェルディナント・ブラウンが1897年に初めて試作)を使った受像機から成る。システムは素朴なものだが、ブラウン管をテレビに使った世界初の試作例の一つであった。 一般に、ウラジミール・ツヴォルキンはロージングの弟子として彼の実験を手伝ったと言われている。 ロージングは1931年までテレビの研究を続けていたが、ヨシフ・スターリンによってアルハンゲリスクに追放された。そしてその地で1933年に亡くなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボリス・ロージング」の詳細全文を読む
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