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ボーア磁子 : ウィキペディア日本語版
ボーア磁子[ぼーあじし]

ボーア磁子(ボーアじし、)とは、原子物理学において、電子磁気モーメントの単位となる物理定数である。1913年ルーマニア物理学者が発見し〔 – - 、ブカレスト、1913年〕、その2年後にデンマークニールス・ボーアによって再発見された。そのためボーア=プロコピウ磁子と呼ばれることもある。通常は記号 で表される。
== 値 ==
SI単位系における値は
である(2014CODATA推奨値〔CODATA Value〕)。なお、単位はA m と表すこともできる。電子ボルトを用いて表せば
となる(2014CODATA推奨値〔CODATA Value〕)。
ガウス単位系における値は = である〔O'Handley p.83〕。
古典的な回転する帯電体による磁気モーメントは、角運動量の半分に電荷質量比をかけたものである。ボーア磁子は、ボーアの原子模型において、基底状態にある電子の軌道角運動量による磁気モーメントに等しい。基底状態の軌道角運動量は換算プランク定数 に等しいため、電気素量 と電子の質量 を用いて
となる。
なお、ガウス単位系では電流と磁気の関係付け方が異なるため、光速度 の因子が入って
となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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