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ボーイズライフ
『ボーイズライフ』(, 「少年の生活」の意)は、かつて小学館から発行されていた日本の月刊誌である。中学生以上の男子を対象とした読み物中心(一部漫画あり)の総合雑誌で、1963年(昭和38年)4月号から1969年(昭和44年)8月号まで発行された。 == 概要 == 小学館が『中学生の友』など3誌の休刊に代わるものとして1963年3月に創刊、創刊時の対象年齢は13歳から17歳としている〔『日本読書新聞』1963年2月4日付7面 (日本出版協会)〕。創刊編集長は、後に『ビッグコミック』他、多数の雑誌を創刊する小西湧之助であった。 読み物中心の雑誌で、小説・人生相談コーナーの他に、宇宙人やアンドロイド、謎の生物や地球空洞説などの解説、ベトナム戦争、編集者自身の冒険的海外取材による部族・秘境などの写真特集も多く載っていた。創刊号(1963年4月1日発行、定価150円)に載った漫画は誌末の『ざしきわらし』(白土三平)だけだった。1969年8月号(1969年8月1日発行、定価180円)で休刊となり、『週刊ポスト』に吸収された〔『ボーイズライフ』1969年8月号P316掲載の休刊告知。〕。 1967年(昭和42年)、小学館は白土三平のマンガ作品『カムイ伝』欲しさに、その掲載誌『月刊漫画ガロ』の買収、および買収後『ボーイズライフ』と吸収合併して新雑誌を創刊する構想を、当時の『月刊漫画ガロ』編集長長井勝一に持ちかけているが、失敗に終わっている。この構想が1968年4月の『ビッグコミック』創刊につながり、白土三平の短編作品『野犬』を同誌創刊号の巻頭カラーに置いている。この『野犬』は過去この『ボーイズライフ』の1963年9月号に『三平劇場』第6回として掲載される予定だったが、「主人公が自殺する」という理由で掲載が見送られた経緯をもつ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボーイズライフ」の詳細全文を読む
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