翻訳と辞書
Words near each other
・ ボーイング777F
・ ボーイング787
・ ボーイング787-10
・ ボーイング787-3
・ ボーイング787-8
・ ボーイング787-9
・ ボーイング787のバッテリー問題
・ ボーイング7E7
・ ボーイング7J7
・ ボーイング80
ボーイング929
・ ボーイングB747
・ ボーイングNLA
・ ボーイングY1
・ ボーイングY2
・ ボーイングとエアバス
・ ボーイングスキー
・ ボーイングフィールド
・ ボーイング・377
・ ボーイング・727


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ボーイング929 : ウィキペディア日本語版
ボーイング929

ボーイング929 (Boeing 929) は、米国ボーイング社によって開発された水中翼船。旅客用はジェットフォイル (Jetfoil) という愛称を持つ。
== 構造 ==
水中翼船としては全没翼型に属し、が全て水中にある。ガスタービンを動力としたウォータージェット推進である。
停止時および低速では通常の船と同様、船体の浮力で浮いて航行し、「艇走」と呼ばれる。速度が上がると翼に揚力が発生し、しだいに船体が浮上し離水、最終的には翼だけで航行する、「翼走」という状態になる。
船体の安定は Automatic Control System(ACS、自動姿勢制御装置)により制御された翼のフラップにより行われる。進行方向を変える場合もフラップを使うため航空機さながらに船体を傾けながら旋回する。翼走状態では、水面の波の影響を受けにくく高速でも半没翼式水中翼船に比べ乗り心地がよい。
翼は跳ね上げ式になっており、停止・低速時の吃水を抑えることができる。また半没翼型と異なり翼の左右への張り出しもないため港に特別の設備なしに着岸できる。また翼にはショックアブソーバーが付いており、材木など多少の障害物への衝突に耐えることができる。
姿勢制御はACSと油圧アクチュエータに依存するので、推進用のタービン共々、航空機なみのメンテナンスが必要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボーイング929」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.