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ボージェストは日本の競走馬。 == 概要 == ボージェストの母はヤマピット、祖母(ヤマピットの母)はキユーピツト、曾祖母はマイリーという、いわゆる競馬版「華麗なる一族」と呼ばれる牝系血脈のなかの一頭である。ボージェストがクラシック戦線に出走していた当時はまだ、このマイリー牝系が「華麗なる一族」という異名を取っていたわけではなかったが、それでもキユーピツト、ヤマピットと母子とも活躍した名牝馬であったため、さらにその子のボージェストも良血馬として期待されていた。 ヤマピットのたった1頭の産駒となった本馬の名前の由来は、兄弟がアフリカ戦線の外人部隊に身を投じるも部隊は全滅し、末弟だけがただ一人だけ残されるという筋書きのアメリカ映画『ボー・ジェスト(原題 ''Beau Geste'')』に由来する。 ボージェストは、母と同じ浅見国一厩舎に入り、母と同じ池江泰郎が騎乗し、1972年(昭和47年)の夏にデビュー戦を母と同じように逃げ切った。その後は北海道3歳ステークスで最下位になり、翌1973年(昭和48年)に4歳(旧表記)になると名古屋4歳特別に勝ってクラシック戦線に挑戦したが、NHK杯と東京優駿(日本ダービー)に出走して最下位になり、菊花賞でも大きく離された最下位になった。その後も特筆するほどの活躍をすることもなく現役を引退した。 なおボージェストの1歳下のいとこにあたるイットーがボージェストを大きく上回る活躍をみせ、イットー産駒のハギノトップレディ、ハギノカムイオーの活躍などもあり、現在でもマイリーの牝系子孫が「華麗なる一族」と呼ばれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボージェスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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