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ポイニクス : ウィキペディア日本語版
ポイニクス

ポイニクス(, )は、ギリシア神話の人物である。主に
*フェニキアアゲーノールの子
*アミュントールの子
の2名が知られている。
== アゲーノールの子 ==
このポイニクスは、フェニキア王アゲーノールとテーレパッサの子で、カドモスキリクスエウローペーと兄弟〔アポロドーロス、3巻1・1。〕。
エウローペーがゼウスにさらわれたとき、アゲーノールの命令で捜索に出たが、発見できなかったのでフェニキア、あるいはアフリカに移住した〔ヒュギーヌス、178。〕。
ポイニクスの系譜については異説があり、カッシオペイアの夫で、キリクスの父、タソスとテーベーの祖父とされる。あるいはエウローペーの父〔『イーリアス』14巻321。〕、アドーニスの父〔ヘシオドス(アポロドーロス引用、3巻1・1)。〕、またあるいはカッシオペイアとの間にカルメーをもうけ、カルメーはブリトマルティスの母になったといわれる〔アントーニーヌス・リーベラーリス、40。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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