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ポイント・トゥー・ポイント : ウィキペディア日本語版
ポイント・ツー・ポイント
ポイント・ツー・ポイント: point-to-point)とは、ある点ともう1つの点をつなぐことを意味し、電気通信では2つの端点(通常はホストコンピュータ)だけを接続することを指す。
P2PPt2Pt などと表記することもあるが、Peer to Peer ファイル共有ネットワークを指す P2P とは異なる。
類似の用語としてポイント・ツー・マルチポイントがあるが、こちらは放送ダウンリンクを指す用語である。
== 基本的なポイント・ツー・ポイントのデータリンク ==
最も古典的なポイント・ツー・ポイントのデータリンクは、2つの端点だけを接続する通信媒体であり、データをパケット化しない。両端のホストコンピュータが転送されるデータのフォーマットを完全に制御する。コンピュータと通信媒体との間のコネクションは、RS-232かそれに類する方式で実装されている。近接するコンピュータ間では、それぞれのインタフェースカードの間を直接結線することもある。
距離がある場合、各端点にはモデムが配置され、アナログ通信信号とデジタルデータストリームの変換を行う。電気通信事業者の持つ専用電話回線を使う場合、これを専用線などと呼ぶ。ARPANETは、Interface Message Processor と呼ばれるパケット通信ノードの間をポイント・ツー・ポイントのデータリンクで接続して構成していたが、その個々のデータリンクは専用線を利用していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ポイント・ツー・ポイント」の詳細全文を読む



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