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ポケットチーフ
ポケットチーフ(''pocket chief'') とは、スーツの胸ポケットに装飾として挿す布のこと。英語では通常''pocket square''という。 結婚式などパーティーの際、男性のフォーマルウェアにはほぼ必須の装飾である。第二次世界大戦後の日本ではあまり浸透しなかったが、ここ最近のクールビズや、イタリアンクラシコブームによって再び脚光を浴びている。素材は綿、麻、絹、ポリエステルが存在するが、絹や麻が正式とされているが今は特に問われない。 == 歴史 == ポケットチーフはフランス革命後、19世紀に燕尾服やモーニングコートといった当時のカジュアルウェアが礼装に格上げされるとともに、礼装には欠かせないアイテムとなる。この当時のポケットチーフは白のみであった。 その後、スーツファッション(ラウンジスーツ)が広まり、特にイギリスとイタリアにおいて普段のスーツと合わせて使われる様になり、白生地に縁取りが青や赤などのものや、生地そのものが白色でないもの、そして柄のもの、ネクタイの共色を合わせるなど、カジュアルとしても使う事の出来るアイテムとなっていった。ハンカチや布の切れ端などを用いたり、主に女性が扱うレースが付いたポケットチーフが登場し益々多様なお洒落を楽しむことが出来るようになっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケットチーフ」の詳細全文を読む
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