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『ポケットファイター』(''POCKET FIGHTER'')は1997年9月にカプコンが稼動した2D対戦型格闘ゲーム。北米版でのゲームタイトルは "''Super Gem Fighter Mini Mix''"。 1996年に発売した落ち物パズル『スーパーパズルファイターIIX』のちびキャラと雰囲気をそのまま格闘ゲームにしたような作風が特徴。ストーリーの設定上は、「カプコンの対戦格闘ゲームの人気キャラクターたちが2頭身にデフォルメされたパラレルワールド」が舞台となっている〔電波新聞社『ALL ABOUT カプコン対戦格闘ゲーム 1987-2000』より。〕。 == 各機種版の特徴 == 1997年9月にアーケード版が登場し、後に複数の家庭用ゲーム機へ移植された。 ; PlayStation版 : 1998年6月11日発売。能力値を操作するアイテムを装備してフルオートで対戦させる「つくってふぁいたー」、1本の体力ゲージで連続で敵と戦い続ける「ランニングバトル」、『私立ジャスティス学園』の体験版も収録。ストーリーデモもフルボイスとなった。ただし、PSのメモリ容量のために一部のグラフィックや演出(地球ぶっとびなど)が削られている。 : 2000年2月24日には廉価版「PlayStation the Best for Family」として再発売された。 : 2011年4月13日にはゲームアーカイブスでも配信開始された。 ; セガサターン版 : 1998年7月9日発売。拡張カートリッジ4MB対応。アーケード版からの新要素として「ランニングバトル」は収録されているものの、PS版にあった「つくってふぁいたー」は存在しない。それ以外はほぼアーケード版を再現している。 ; ワンダースワン版 : 2000年4月6日にバンダイから発売。対応画面はヨコ方向で、通信にも対応。アイテムは存在しないが、オリジナル要素として「カードファイター」を収録。 ; PlayStation 2版『ストリートファイターZERO Fighter's Generation』 : 2006年5月25日発売のコレクションソフト『ストリートファイターZERO Fighter's Generation』に収録された5作品のひとつとして登場。アーケード版を完全移植しており、基板の細かいバージョン違いなども設定できる。アーケードを基本としているが、ストーリーデモにボイスが付いているなど、過去の家庭用移植版の要素も取り入れている。隠しモードとして、ランニングバトルにシステムが類似した「ランダムサバイバル」と、あらかじめ設定されたキャラクターの中からランダムでキャラクターを選出し延々と対戦できる隠し対戦モードが収録されている。前者では通常BGMの代わりに「ランニングバトル」のBGMが、後者はキャラクターごとのテーマ曲が流れ、ザンギエフは『MARVEL VS. CAPCOM』、タバサは『ウォーザード』、いぶきは『ストリートファイターIII』、その他のキャラクターはAC版『スーパーパズルファイターIIX』でのテーマ曲になる。 : 2007年11月15日には廉価版「Best Price!」として再発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケットファイター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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