|
ポケットモンスター(''POCKET MONSTERS'')は、株式会社ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されているゲームソフトシリーズの名称であると同時に同作品に登場する架空の生物の総称であり、それらを題材にしたアニメを始めとするメディアミックス作品群を指す。略称はポケモン(''Pokémon'')である。「モンスターボールに入るとポケットに入るから、ポケモン」という愛称が付けられている〔畠山けんじ、久保雅一『ポケモンストーリー』日経BP出版センター、2000年(ISBN 4822241998)、101頁。〕。 == 概説 == 1996年2月27日にゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された。開発元はゲームフリーク。コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、同社代表取締役でもある田尻智。この作品が小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットとなり、以降も多くの続編が発売されている(詳しくは「ポケットモンスター(ゲーム)」を参照)。ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品が数多く発売されている(『ポケモン不思議のダンジョン』、『ポケットピカチュウ』など)。 ポケモンはゲームのみならず、アニメ化やキャラクター商品化、カードゲーム化 、アーケードゲーム化され、日本国外でも人気を得ている。そしてその人気は現在に至るまで継続している。 2016年現在で同タイトルを冠したゲームソフトの販売本数は、全世界で2億7900万本以上に達する〔「オトナファミpokemon」 エンターブレイン刊〕。本シリーズのみの場合は2016年2月時点での最新作、ニンテンドー3DS『オメガルビー・アルファサファイア』までの25作品で2億100万本以上となる。これはRPGシリーズとしては世界一の販売本数である。この数字をゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値であり(1位はマリオシリーズの2億6000万本以上)〔『The Independent』の発表による〕、1996年のソフト発売以来、ゲームを含めた関連市場(いわゆるポケモン市場)の誕生からの累計総売上は国内約1.8兆円、海外約2.2兆円、世界累計約4兆円という報告がある。 登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の一つであり、中でもアニメの影響でピカチュウは様々な製品に取り上げられている。現在までに種類のポケモンが登場しており、外見が変わるデオキシスやミノムッチ、文字を模したアンノーンなど、細かく分けた場合は800種類を超え(ポケットモンスター (架空の生物)参照)、どれも人気を集めている。 1997年4月1日よりテレビ東京系列にてテレビアニメが放送開始。主人公サトシおよび、その仲間と彼らのポケモンたちによる冒険物語を描き、15年以上続く長寿番組となる。(詳しくはポケットモンスター (アニメ)を参照)。 ポケモンバトルの戦術性の高さを再現したトレーディングカードゲーム『ポケモンカードゲームシリーズ』も制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた(詳しくは「ポケモンカードゲーム」を参照)。 なお、略称および漢字圏以外での呼称である「ポケモン」は、ポケモン関係の商品を扱った事業を展開する会社名「株式会社ポケモン」にも使われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケットモンスター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|