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ポリビニルピロリドン
ポリビニルピロリドン(Polyvinylpyrrolidone、略称PVP、ポビドンともいう)は、''N''-ビニル-2-ピロリドンの重合した高分子化合物である。CAS登録番号は。多くの合成高分子化合物と異なり水によく溶解するので、この性質を利用して様々な用途に用いられる。 == 合成法 == アセチレン、アンモニアおよびホルムアルデヒドからN-ビニル-2-ピロリドンを合成し、これを酸化剤などの存在下で重合させる。
モノマーのN-ビニル-2-ピロリドンは発癌性があり生態毒性も強いが、ポリマーは無害で全く吸収されない。白い粉末で空気中の水分をよく(重量の18%まで)吸収する。水に溶解すると粘性(ニュートン粘性)を示し、乾くとフィルム状になる。これらの性質から様々な用途に用いられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポリビニルピロリドン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polyvinylpyrrolidone 」があります。
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