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ポプスキー私兵団 : ウィキペディア日本語版
ポプスキー私兵団[ぽぷすきーしへいだん]

ポプスキー私兵団(Popski's Private Army)は、イギリス陸軍第二次世界大戦中に編成した特殊部隊である。正式な名称は第1爆破戦隊「PPA」(No. 1 Demolition Squadron, PPA)。1942年、ウラジーミル・ペニアコフ少佐(後に中佐)が、カイロにて設立した。ポプスキー私兵団はリビア砂漠での活動を目的とした襲撃部隊の1つで、後にはイタリア戦線でもいくつかの作戦に参加した。第二次世界大戦終結後の1945年9月に解散した。
==概要==
1942年10月、ペニアコフ少佐はカイロにてポプスキー私兵団を設立する。同部隊はジョン・ハケット中佐の提案もあり、1942年12月10日より第8軍付特殊部隊としての運用が始まった。正式な名称は第1爆破戦隊「PPA」で、その任務はエルヴィン・ロンメル元帥率いるドイツアフリカ軍団(DAK)の補給線を攻撃してこれを阻害する事と、エル・アラメインにおけるバーナード・モントゴメリー将軍の攻撃作戦を援護することであった〔Peniakoff, 1950. p. 204.〕。
ポプスキー私兵団は、(LRDG)と特殊空挺部隊(SAS)に次いで設立された3つ目の不正規襲撃部隊である。いずれの部隊も北アフリカ戦線における偵察や情報活動に従事していたが、このうちポプスキー私兵団は最も小規模であった。またペニアコフ少佐はかつてLRDFの元で行なった諜報活動と襲撃に関して戦功十字章(Military Cross, MC)を受章している。彼はリビア・アラブ軍コマンド隊を率いて、3ヶ月間も敵後方に潜伏し燃料補給線の襲撃を続けたのである。
「ポプスキー」(Popski)という名前は、当時『デイリー・ミラー』紙に連載されていた漫画の登場人物から取られた〔Peniakoff, 1950. p. 94.〕。部隊の編成時、LRDGの情報将校大尉は「ペニアコフ」(Peniakoff)という名前がコールサインとして使いづらいと指摘した。しかしペニアコフは中々コールサインを決められず、やがて痺れを切らしたハケットが彼の元へ乗り込み、次のように怒鳴ったのである。
:「早く名前を決めろ、さもなけりゃポプスキーの私兵団と呼んでやる。」(You had better find a name quick or we shall call you Popski’s Private Army)
ところがペニアコフは「それにしよう」(I’ll take it)と応じ、以後ポプスキーは彼自身の渾名としても使われるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ポプスキー私兵団」の詳細全文を読む



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