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ポペットバルブ
ポペットバルブ()は、JISにおいて「弁体が弁座シート面から直角方向に移動する形式のバルブ」と定義されている〔(JIS B 0142)油圧及び空気圧用語による。〕。レシプロエンジンの吸気、掃気、排気を制御するために多く用いられる弁機構であり、特に自動車用エンジンなどでは単にバルブと呼ばれることも多い。 ==語源== ポペットバルブのポペット()とは、人形を意味する「Puppet」と語源を共有する。"若者"か"人形"を意味する中フランス語の「poupette」や、中英語の「popet」(popetはpoupeの縮小辞)が語源であるとされている。 ポペットバルブにポペットの単語が与えられた理由は、操縦者のリモート操作によって一定の動きを行うマリオネットとポペットバルブの単調な往復運動が重ね合わされたからである〔Poppet at Merriam-Webster 〕。よって、かつてはポペットバルブとパペットバルブ (Puppet Valve) という呼び方が混在し、同義語として用いられていた時期もあったが、現在ではパペットバルブという用語は完全に廃れてしまっている〔Puppet valve from 1913 Webster's dictionary 〕〔U.S. Patent No. 339809, "Puppet Valve", issued April 13, 1886 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポペットバルブ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Poppet valve 」があります。
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