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カービィ(''Kirby'')は、任天堂のゲームソフト『星のカービィ』シリーズ、及び関連作品の主人公として登場する架空のキャラクターである。 == 概要 == ピンクで小さく丸い姿をしている。身長は20cm程度〔Nintendo Online Magazine 「カービィのプロフィール大公開」。 〕。他の登場キャラクター達は、大きさを比較する際、このカービィの身長が元とされる。 敵キャラを吸い込むことができ、吸い込んだ敵は吐き出すことで星型弾となり、敵に当ててダメージを与えることができる(『星のカービィ64』のように、吐き出された敵が星型弾にならない作品も存在する)。敵や物などの吸い込んだ物を飲み込むことによって、その敵の能力や外見などの特徴を自分のものにできる「コピー能力」を持つ。ただしスカキャラ(ワドルディ等)を飲み込んでも何も変わらない。コピー能力は初代『星のカービィ』には存在せず、『星のカービィ 夢の泉の物語』を製作する際に宮本茂によって追加された。ただし、マリオとは異なり、敵を踏んづけたりする事はできないため、敵に乗ったりするとダメージを受けてしまう。 キャラクターデザインは、当時HAL研究所の開発ディレクターだった桜井政博によるもの。桜井によれば、「デザイナーにちゃんとしたキャラクターのデザインを作ってもらおうとしたが、返ってきたデザインは初期のプレゼンテーションの際に打たれたドットそのものだった」という。カービィのデザインは、低年齢層を狙っているわけではなく、誰にでも親しみが持てるような「絵描き歌にできるほど簡単なデザイン」にしたためである〔『星のカービィ 夢の泉の物語 任天堂公式ガイドブック(ISBN 4-09-102425-4)』 開発スタッフインタビュー(pp.91-95)より。〕。 体色の設定は第1作目よりピンク色で、目や頬などの配色変更はあるものの現在までほぼ変更されていないが、ごく初期では混乱も見られた(第1作目の海外版パッケージのイラストでは白色であった)。これは開発現場では画面が白黒だったことで、カービィをデザインした桜井以外「カービィがピンク色だ」ということを知らなかったためで、他のスタッフも白か黄色だと思っており、同作に関わっていた宮本茂は黄色をイメージしていたという〔人気キャラ・カービィの魅力に迫る! カービィの生みの親・桜井政博さん(HAL研究所)突撃インタビュー より。〕。現在では、何人かでプレイする場合や追加要素でいくつかのカラーバリエーションはあるものの、基本となるカービィの配色はピンク、複数のカービィが配色違いで登場する場合は黄色が優先(『カービィボウル』以降)で統一されている。アニメ第1話では、戦闘で傷つくと体が緑色に変色する描写があった。また、「あつめて!カービィ」などでは、傷つくと体が青く変色する。 元々はアクションゲームのキャラクターだったが、体が丸い特性を生かしてピンボールやブロックボール(ブロック崩し)のようなボールゲームのキャラクターとして展開されるようになった。また漫画やアニメ、CD絵本、小説などカービィを主人公とした多くのメディアミックスが行われている。また、本人自体は登場はしていないが絵でゲスト出演をしている作品もある (#ゲスト出演の項を参照)。 ゲーム・アニメにおける声優は大本眞基子(『スーパーデラックス』のマイク能力時の掛け声は桜井ディレクターが兼任〔スマブラ拳!! アンケート集計拳!! Page.159 〕)、「星のカービィ おしゃべりCDコミック(さくま良子作)」では川田妙子、小学一年生の応募者全員サービスの形で販売されていた「マリオ・カービィ 名作ビデオ」では田中真弓が演じている。ゲーム本編に於いては明確に台詞を喋る訳ではなく「えい!」や「うわ!」と発声する程度である。近年のゲーム作品(GC以降や大乱闘スマッシュブラザーズDX以降の別シリーズだがカービィが登場する)作品では後述のアニメ版同様に「ぽよ」「ぱよ」等とも喋る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カービィ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kirby (character) 」があります。 スポンサード リンク
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