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ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル : ウィキペディア日本語版 | オクチルフェノールエトキシレート
オクチルフェノールエトキシレート(, OPE, ''t''-C8φEn)はオクチルフェノールをエチレンオキシドでエトキシル化して得られる非イオン界面活性剤の総称。親水性のポリオキシエチレン(POE)鎖と疎水性のオクチルフェノール基がエーテル結合で結びついており、ポリ(オキシエチレン)オクチルフェニルエーテル()とも呼ばれる。一般にPOE鎖長の異なる多数の化合物の混合物として、平均鎖長の異なる一連の製品が販売されている。商品名としてはローム&ハース(現・ダウケミカル)のシリーズが著名であるが、ローディア(Rhodia)のシリーズ、シェルケミカルズのシリーズ、日光ケミカルズのシリーズなど、各社が同様の構造の界面活性剤を製造していた。現在やは販売中止になっている。医薬品添加物としての国際一般名はオクトキシノール()。 == 用途 == 乳化剤として、医薬品、化粧品、農薬、塗料などに添加されている。ゴム・プラスチック工業では帯電防止などの目的で樹脂に配合する。機械・金属工業では洗剤としての利用が多い。かつては家庭用洗剤にも利用されていた。ただし、環境中で分解されて生じるオクチルフェノールに弱いながらも魚類に対する内分泌かく乱作用が示されていることから、アルコールエトキシレートへの代替が進んでいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オクチルフェノールエトキシレート」の詳細全文を読む
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