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ポリウレタン用ポリオールには、ポリエーテルポリオール、ポリマーポリオールおよびポリエステルポリオールがあり、目標とするポリウレタンの性能に合わせて任意に組み合わせて使用される。 ==製造== *ポリエーテルポリオール:塩基性触媒の存在下、開始剤にエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加重合させて製造される。開始剤には官能基数別に以下のような多価アルコールやアミンが使用される。 *官能基数=2 プロピレングリコール、エチレングリコール *官能基数=3 グリセリン、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン *官能基数=4 ペンタエリスリトール、エチレンジアミン、芳香族ジアミン *官能基数=5 ジエチレントリアミン *官能基数=6 ソルビトール *官能基数=8 スクロース(蔗糖) ポリエーテルポリオールの中で最も幅広く使用されているものがグリセリンにプロピレンオキサイドを付加重合させたポリオキシプロピレントリオール(代表ポリオールとして物性を右に記載)である。 *ポリマーポリオール:ポリエーテルポリーオール中でアクリロニトリルやスチレンを共重合させ、ポリマー微粒子を分散させることによって製造される。 *ポリエステルポリオール:数種のカルボン酸と多価アルコールを脱水縮合して製造される。カルボン酸としてはアジピン酸、フタル酸等が、多価アルコールとしてはエチレングリコール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール等が使用される 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポリウレタン用ポリオール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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