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ポリュデクテース : ウィキペディア日本語版
ポリュデクテース
ポリュデクテース()は、ギリシア神話に登場する人物である。長母音を省略してポリュデクテスとも表記される。セリフォス島の王で、漁師ディクテュスと兄弟。マグネースの子とされるが、ポセイドーンアミューモーネーの子ナウプリオスの子孫という説がある。
ポリュデクテースはダナエーに恋をしたが、ペルセウスが成長するとダナエーに近づけなくなった。そこで彼は島の親しい人を集め、ヒッポダメイアエーリスオイノマオスの娘)に求婚すると称し、贈物としてを寄付するよう呼びかけた。その一方でペルセウスにはゴルゴーンの首を持って来るよう命じた。
彼はペルセウスがいない間にダナエーに乱暴しようとしたが、ダナエーはディクテュスとともに祭壇に逃れた。そのうちペルセウスがゴルゴーンを退治して戻ってきたが、彼はペルセウスがゴルゴーンを倒したことを信じなかった。そこでペルセウスは彼にゴルゴーンの首を見せて証明したが、その結果ポリュデクテースは石と化してしまった。
ある説によると、ポリュデクテースはダナエーと結婚し、ペルセウスをアテーナー神殿で育てたとされる。さらにその説ではアクリシオスが死んだのはポリュデクテースの追悼競技会のときであったという〔ヒュギーヌス、63〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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