|
ポルチコ(イタリア語:Portico、またはポーチコ、ポルティコ)は、建物の玄関に導く、あるいは柱列として拡がるポーチであり、柱で支えられるか壁で囲まれた歩道上に屋根がある構造である。この概念は古代ギリシアでまず現れ、西洋文化の大半など多くの文化に影響を与えてきた。 ポルチコの特筆すべき例としては、アメリカ合衆国議会議事堂の東ポルチコ、ローマのパンテオンを飾るポルチコ、およびユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのポルチコがある。 イタリアのボローニャがそのポルチコで大変有名である。全体では45 km 以上のアーケードになっており、市内中心部だけでも38 km ある。世界で最長のポルチコは市の端からマドンナ・ディ・サン・ルカ教会までのもので約3.5 km ある。イタリアのトリノではポルチコが18 km にわたって伸びている。 16世紀イタリアの建築家アンドレーア・パッラーディオが宗教建築の寺院正面に使ったことでは先駆者だった。イギリスではハンプシャー州のザ・バインに適用された寺院正面がイギリスのカントリー・ハウスに適用された最初のポルチコだった。 プロナオス(pronaos) はギリシアやローマの神殿のポルチコの内側であり、ポルチコの柱あるいは壁とセラ(cella) すなわち神殿の玄関との間の部分である。ローマの神殿では開放的プロナオスであり、通常柱だけで壁が無く、プロナオスはセラの延長であり得る。プロナオスという言葉はギリシア語で「寺院の前」とい意味である。ラテン語では''anticum''あるいは''prodomus''と呼ばれる。 == ポルチコの種類 == ポルチコの種類は使われている柱の数で名付けられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポルチコ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Portico 」があります。 スポンサード リンク
|