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ポルトーフランセ
ポルトーフランセ(Port-aux-Français)はインド洋南方にあるフランス領極南諸島ケルゲレン諸島にある研究観測業務の基地である。1950年に開設された〔南極地方で活動する科学者たち 在日フランス大使館 〕。 == 歴史 == 同諸島の主島であるグラン・テール島の東側にあるクールベ半島の南側、モルビアン湾の「南オーロラ入り江」に面している。基地をこの場所に選定した理由は、強風から守られていることと、滑走路建設の可能性ありと考えられたためであるが、滑走路は結局造られることはなかった。1955年以降、パリに本社のある屠殺事業会社Sidapの投資によるアザラシ製品加工工場(1957年建設)のため、オーストラリアで製造された機械を輸入した。 機械設置前で工場の建物しかできていなかった1957年12月16日、ケルゲレンで最初の結婚式が執り行われた。この事業会社の若い社長マルク・ペシュナールとマルチーヌ・ロランの結婚式であった。煮沸釜、殺菌装置、水切り装置、遠心分離機等が翌日設置された。しかし同工場は1960年代に閉鎖された。機材がペシュナールの贈与によって、レユニオンに送還されたのはようやく2005年になってからである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポルトーフランセ」の詳細全文を読む
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