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ポール・ブラウン・スタジアム(''Paul Brown Stadium'')は、アメリカ合衆国のオハイオ州シンシナティにあるスタジアム。NFLシンシナティ・ベンガルズの本拠地スタジアムである。 == スタジアムの歴史 == ベンガルズは、1970年からリバーフロント・スタジアムを本拠地にしていた。同スタジアムはMLBシンシナティ・レッズとの兼用だった。両チームとも、老朽化した同スタジアムには近代的な設備が不足し、これでは市場の小さなシンシナティで生き残れないと不満を表明していた。 これを受けて1996年、ハミルトン郡で住民投票が行われ、特別消費税を導入すること、そこで得た資金を両チームの新スタジアム建設に捻出することが認められた。1998年にポール・ブラウン・スタジアムの建設が先に開始され、2000年8月19日に開場。オープニングマッチはベンガルズ-シカゴ・ベアーズのプレシーズン・ゲームで、ベンガルズが24-20で勝利を収めた。 スタジアム完成後、建設にかかった費用が当初の予算より5100万ドル多かったとして、スタジアム所有者のハミルトン郡はスタジアムの設計・建設を担当したNBBJに対して補償を求めた。この問題は2004年10月、NBBJがハミルトン郡に1425万ドルを支払うことで両者が合意に達した〔Stadium refund: $14 million The Cincinnati Enquirer 2004年10月13日〕。 開場当初、フィールドは天然芝だった。しかし育成に問題が生じたため芝の状態は悪く、2003年にはNFL選手会が選定した「酷いフィールドのNFLスタジアム・ランキング」で、全31スタジアムの中の第3位に選ばれたほどだった〔Players vote Veterans Stadium as worst field スポーツ・イラストレイテッド 2003年1月23日〕。解決策に迫られたハミルトン郡は、フィールドを人工芝に貼り替えた。人工芝への貼り替えは芝の管理費を安く抑え、さらにはフィールドへのダメージを気にせず他のイベントも開けるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポール・ブラウン・スタジアム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Paul Brown Stadium 」があります。 スポンサード リンク
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