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マアジ : ウィキペディア日本語版
マアジ

マアジ(真鯵、真鰺、学名 ''Trachurus japonicus'') は、スズキ目アジ科に分類される魚の一種。北西太平洋の沿岸域に分布する海水魚である。日本では重要な食用魚の一つで、単に「アジ」と言えば通常は本種を指す。

==特徴==
成魚の全長は50cmに達するが、よく漁獲されるのは30cm程度までである。体は紡錘形でやや側扁し、頭長は体高より長い。側線は体の中ほどで下方に湾曲し、背鰭第8軟条下から尾まで直走する。この側線上には全体に亘って稜鱗(りょうりん : 俗称「ぜんご」「ぜいご」)と呼ばれる状のが69-73個並ぶ。臀鰭の前端部には2本の棘条がある。鰓蓋(さいがい、えらぶた)上縁に一つの黒色斑がある。口内では両顎・口骸骨・鋤骨(じょこつ)・舌に細歯がある。背側は緑黒色で腹側は銀白色、中間域は金色である〔内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』1948年初版・2000年重版 北隆館 ISBN 4832600427〕〔蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社 ISBN 4586321091〕〔檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』1985年初版・1998年改訂版 旺文社 ISBN 4010724242〕〔岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(解説 : 木村清志)1997年 ISBN 4635090272〕〔井田齋 他『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』2002年 講談社 ISBN 4062112809〕〔''Trachurus japonicus'' - Froese, R. and D. Pauly. Editors. 2009. FishBase. World Wide Web electronic publication. version (01/2010)〕。
体色と体型は、浅海の岩礁域に定着する「居つき型(瀬付き群)」と、外洋を回遊する「回遊型(沖合回遊群)」で異なる。居つき型は全体的に黄色みが強く、体高が高い。一方、「回遊型」は体色が黒っぽく、前後に細長い体型をしている。例えば東京湾沿岸では居つき型を「キンアジ」「キアジ」、回遊型を「ノドグロ」「クロアジ」などと呼んで区別している〔石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727〕。
ムロアジ' 諸種、メアジ ' 等の類似種がいるが、本種は第二背鰭・臀鰭の後ろに小離鰭が無いこと、側線の全てが稜鱗で覆われること、側線が体の中ほどで大きく下方に湾曲することで区別がつく〔。関西ではマアジを赤アジ、ムロアジを青アジとも呼ぶ。
諸種、メアジ ' 等の類似種がいるが、本種は第二背鰭・臀鰭の後ろに小離鰭が無いこと、側線の全てが稜鱗で覆われること、側線が体の中ほどで大きく下方に湾曲することで区別がつく〔。関西ではマアジを赤アジ、ムロアジを青アジとも呼ぶ。
等の類似種がいるが、本種は第二背鰭・臀鰭の後ろに小離鰭が無いこと、側線の全てが稜鱗で覆われること、側線が体の中ほどで大きく下方に湾曲することで区別がつく〔。関西ではマアジを赤アジ、ムロアジを青アジとも呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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