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マイクロアーキテクチャ : ウィキペディア日本語版 | マイクロアーキテクチャ マイクロアーキテクチャ(、短縮形で とも)とは、用語の生まれた当初としてはマイクロプログラム方式におけるコンピュータ・アーキテクチャという意味であった。内容は実質的には変わらないが、マイクロプログラム方式をとらないプロセッサも増えた現在では、命令セットアーキテクチャより下位の、実装におけるアーキテクチャ、を指してそう呼んでいる。 具体的にはCPU、DSPなどのハードウェアの動作を完全に記述できるような電子回路の設計や実装を指す。学術的用語には「コンピュータ構成」もあるが、プロセッサ業界ではマイクロアーキテクチャという用語がよく使われる。 マイクロアーキテクチャと命令コードの設計(命令セットアーキテクチャ、ISA)は、共にコンピュータ設計の一部である。なおインテルの場合は、主に命令セットを「アーキテクチャ」、各マイクロプロセッサの設計(実装)を「マイクロアーキテクチャ」と呼ぶ場合が多い(例:IA-32インテル アーキテクチャ、Coreマイクロアーキテクチャ)。 == 歴史 == 1950年代から1970年代にかけて作られた多くのコンピューターはコンピューターの命令列をデコードし実行するための制御ロジックをマイクロプログラム方式によって実現していた。マイクロプログラムのワード内のビットは、実際に計算を行うユニットを制御する電気信号であった。この時代、マイクロアーキテクチャという用語はマイクロプログラムのワードによって制御されるユニットについて記述するために用いられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイクロアーキテクチャ」の詳細全文を読む
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