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マイクロ波加熱 : ウィキペディア日本語版
マイクロ波加熱[まいくろはかねつ]

マイクロ波加熱(マイクロはかねつ)。誘電加熱の一種で、特にマイクロ波を使うものを指す。〔、物質に交番電場を直接かける方式を特に誘電加熱に区別する場合もある)。〕
誘電加熱誘電体である不導体を加熱するものである。誘導加熱導体電磁誘導で電流を起こして加熱するものである。マイクロ波による誘導加熱を「マイクロ波加熱」とするのは一般的でない。
誘電加熱、誘導加熱のどちらも電磁(波)加熱である。電波を使う電磁波加熱を電波加熱、マイクロ波加熱など高周波を使うものを高周波加熱という。
== 特徴 ==
誘電損失により、マイクロ波が物質に吸収され、エネルギーが熱になることによる加熱である。外部熱源による加熱と異なり、熱伝導対流の影響がほとんど無視できること、特定の物質のみを選択的かつ急速・均一に加熱できること、などの特徴がある。
加熱に利用されるマイクロ波の周波数には非通信用のISMバンドが利用されており、国際規格では 2.45 GHz に統一されているが、アメリカ合衆国などでは 915 MHz 帯も使用されている。
電子レンジによるマイクロ波加熱は水分を多く含む材料の加熱に特に有効である。また、ゴムなどの熱伝導性の悪い絶縁体の加熱にも適している。ただし、氷になるとマイクロ波をほとんど吸収しなくなるため、冷凍品の解凍には向かない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マイクロ波加熱」の詳細全文を読む



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