翻訳と辞書
Words near each other
・ マイクロ波アブレーション
・ マイクロ波オーブン
・ マイクロ波分光
・ マイクロ波分光学
・ マイクロ波加熱
・ マイクロ波化学
・ マイクロ波合成
・ マイクロ波回線
・ マイクロ波工学
・ マイクロ波成形
マイクロ波散乱計
・ マイクロ波療法
・ マイクロ波発電
・ マイクロ波着陸方式
・ マイクロ波着陸装置
・ マイクロ波管
・ マイクロ波聴覚効果
・ マイクロ波背景放射
・ マイクロ波送電
・ マイクロ石


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マイクロ波散乱計 : ウィキペディア日本語版
光散乱[ひかりさんらん]
散乱(ひかりさんらん)とは、物質に入射させた時、これを吸収すると同時に光を四方八方に放出する現象をいう。
== 光散乱の原理 ==

=== 古典論による説明 ===
光散乱は光の反射と同じく、入射光によって誘起された電気双極子の振動から2次波が放出されることによるものである。たとえば原子に光が入射すると、電気双極子の振動が誘起され、それから2次波が放出されるが、多くの原子がまばらに、しかもランダムに分布していれば、これからの2次波を任意の方向で観測した場合に、その強度は各原子からの2次波の強度の和になり、これは一般に0にならない。これが光散乱である。
これに対して原子が密にあり、その密度が一様であるときには、各原子からの2次波は互いに干渉して特定の方向以外では強度が0になる。干渉の結果で消えない2次波は反射波となり、また入射波と干渉して屈折波ができる。このように光散乱は一般に物質が均一でないことに起因するものであり、これには物質表面が一様でなく、そこでも反射光がいろいろな方向に広がる乱反射も含まれるが、ここでは表面の効果は無視して、物質の内部で起こる光散乱について考える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「光散乱」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Light scattering 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.