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マイソール王国 : ウィキペディア日本語版
マイソール王国[まいそーるおうこく]

マイソール王国(マイソールおうこく、英語:en:Kingdom of Mysore, カンナダ語:ಮೈಸೂರು ಸಾಮ್ರಾಜ್ಯ)は、14世紀末から20世紀中頃にかけて、南インド、現在のカルナータカ州マイソール地方に存在したヒンドゥー王朝(一時イスラーム王朝)(1339年 - 1947年)。首都はマイソール(現マイスール)とシュリーランガパッタナ
マイソールを首都においたためこの名がある。その歴史の多くをヒンドゥーのウォディヤール家( )が治め、1760年以降にムスリム支配におかれ、1799年よりイギリス東インド会社(後にイギリス領インド帝国)の支配下となり、ウォディヤール家に戻り、マイソール藩王国と呼ばれた。
== 歴史 ==

=== ヴィジャヤナガル王国からの独立 ===
マイソール王国の王家であるウォディヤール家は、14世紀末頃から現カルナータカ地方に存在し、ヴィジャヤナガル王国の領土拡大にともないその臣下となり、その封建国として存続した。しかし、1565年、ヴィジャヤナガル王国がターリコータの戦いにおいて敗北した後、しだいに独立の動きを見せ、事実上半独立の立場をとった。
1610年、ヴィジャヤナガル王ヴェンカタ2世の治世に、領主ラージャ・ウォディヤール1世(在位1578 - 1617)はヴィジャヤナガル王国からマイソール王国の独立を宣言して、首都をマイソールからその近郊のシュリーランガパッタナ(セリンガパタム)に遷都した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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