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マイトマイシンC (MitomycinC : MMC)とは、抗腫瘍性抗生物質に類する抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)。 マイトマイシンは、1955年北里研究所の秦藤樹ら〔Hata T, et al. ''J Antibiot.'' Jul; 9(4): 141-6, 1956 PMID 13385186〕によって発見された''Streptomyces caespitosus''の培養濾液から得られる一群の抗腫瘍性抗生物質である。その中から安定性が高く、最も強い抗腫瘍活性を有するマイトマイシンCが協和発酵工業の若木重敏ら〔Wakaki S, et al. ''Antibiot & Chemother'', 8, 228, 1958〕によって紫色の結晶として分離された。 商品名はマイトマイシン(販売:協和発酵キリン株式会社)。 ハーバード大の岸義人が合成に成功。 ==効能・効果== 慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、胃癌、結腸・直腸癌、肺癌、膵癌、肝癌、子宮頸癌、子宮体癌、乳癌、頭頸部腫瘍、膀胱腫瘍 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイトマイシンC」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mitomycin 」があります。 スポンサード リンク
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