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マイノーター級軽巡洋艦 : ウィキペディア日本語版 | マイノーター級軽巡洋艦[まいのーたーきゅうけいじゅんようかん]
マイノーター級軽巡洋艦 (Minotaur class) は、イギリス海軍の軽巡洋艦の艦級である。スウィフトシュア級 (Swiftsure class) としても知られる。 == 概要 == 前級であるクラウン・コロニー級が8,000トン台の基準排水量に比して、1万トン台の「タウン級軽巡洋艦 (2代)」並みの主兵装と豊富な対空兵装を施したために外洋での凌波性・安定性・浸水時の復元性を損なってしまい、対策のために主砲塔1基を取り外して火力の25%を失った失敗から、本級は設計段階から主砲塔を3基とした代わりに対空火力を強化したクラスとして建造された。本級は8隻の建造が予定され、1941年度計画で7隻の建造が、次いで42年度計画で1隻の建造が承認されたが新型艦の建造は優先順位が低かったため、第二次世界大戦の終了までに「マイノーター(''HMS Minotaur, 53'')」・「スウィフトシュア(''HMS Swiftsure, 08'') 」・「シュパーブ(''HMS Superb, 25'')の3隻のみであった。スウィフトシュアはイギリス海軍太平洋巡洋戦隊の旗艦として、セシル・ハーコート提督が座乗し、香港での日本軍の降伏調印に使用された。マイノーターはカナダ海軍に移管され、「オンタリオ(''HMCS Ontario, C53'')」と改名されて使用され続けた。また、シュパーブのみは姉妹艦とはわずかに異なった設計で完成した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイノーター級軽巡洋艦」の詳細全文を読む
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