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マエストラーレ級フリゲート()は、イタリア海軍のフリゲートの艦級。 先行するルポ級フリゲートの発展型として開発され、その後継として1983年から全部で8隻就役した。なお各艦名はイタリア語における各方位の風向を意味する。 == 設計 == 船体設計は、ルポ級のそれを拡大したものとされており、排水量にして500t大型化した。船型としては、艦首に強いシアを有する中央船楼船型が採用されており、船体は15の水密区画に区分されている。船体動揺軽減のため固定式のフィンスタビライザーが1組搭載されているほか、水中放射雑音低減のためにプレーリー・マスカーも設置された。なお上部構造物は軽合金製とされた。 主機関もルポ級を踏襲して、フィンカンティエリ系列のグランディ・モトーリ・トリエステ(GMT; 現バルチラ・イタリア)社製のBL-230-20-DVMディーゼルエンジンと、フィアット社のライセンス生産によるゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンによるCODOG構成とされた。ただし船体の大型化に対応して、ディーゼルエンジンは大出力化された発展型とされた。また船体が小型であったことから、主機関はパラレル配置とされている。機関区画は、前方から補機室(長さ7.2m)、ガスタービン主機室(長さ9.0m)、歯車減速機室(長さ6.0m)、ディーゼル主機室(長さ9.6m)が配置されている。このCODOG機関は、後に、より大型のミサイル駆逐艦であるデ・ラ・ペンネ級においても踏襲されたが、こちらでは主機関の出力が増強されたほかシフト配置とされている。 電源としては、出力780キロワットのディーゼル発電機を4基搭載しており、補機室とディーゼル主機室に2基ずつ配置されている〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マエストラーレ級フリゲート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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